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[ロイター] G7への関心低い為替市場、一部に無防備を懸念する声

04 13, 2007

 [ニューヨーク 12日 ロイター] 13日にワシントンで開かれる7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)について、金融市場の注目度があまり高くないことに一部の為替トレーダーが神経をとがらせている。


 G7では、為替も議題に上る見通し。一部アナリストは、G7がボラティリティの上昇やドル下落の材料をもたらす可能性があるとみている。


 ゴールドマン・サックス(ニューヨーク)のグローバル・マーケッツ・エコノミスト、イェンス・ノルドビーク氏は「今回のG7がほとんど注目されていないため、やや懸念を強めている」という。


 同氏はG7を「潜在的に円ブルでドルベアなイベント。キャリートレードにとってベアなイベントと言えるかもしれない」とみている。 




 市場の無防備さを示す兆候はすでに出ている。欧州中央銀行(ECB)のトリシェ総裁が12日、理事会後の会見で為替相場は日本の景気回復を反映すべきと発言すると、対ユーロで史上最安値水準にあった円は急速に持ち直した。


 一方、ドルは、対ユーロで2年ぶり安値に下落。G7を控えてドルを買い持ちにしていることへの不安が急浮上した。


 今回のG7は、世界経済の不均衡是正は各国で「共有する責任」との見解をあらためて表明し、とりわけ中国など対アジアで顕著な米国の巨額貿易赤字の削減の必要性を訴えるほか、為替については、巨額の貿易黒字を抱える中国などの新興市場国の為替相場の一層の柔軟性が、必要な調整が進むために望ましいと再表明すると予想されている。


 これらは為替市場にとって新味のあるものでない。市場の落ち着きを象徴するかのように、通貨オプション市場の予想変動率(インプライド・ボラティリティ)は、3月の数カ月ぶり高水準を大きく下回る水準でほぼ変らずとなっている。

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