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[ロイター] 日銀は展望リポートで利上げの必要性提示へ、2%成長の継続前提に

04 25, 2007



 [東京 25日 ロイター] 日銀は27日公表の「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)において、2%前後の成長が続くとの景気拡大シナリオを柱に据えて、利上げの必要性を示すことになりそうだ。短期的な物価上昇の強さにはなかなか確信が持てないことから、2007年度の消費者物価指数(CPI)は0.2─0.3%台の低い上昇率にとどまるものの、08年度にかけて景気拡大が続けば0.5─0.6%に上昇する可能性もあるとの見通しをたたき台に議論が行われるもようだ。


 無担保コール翌日物の誘導水準などの金融政策は、これまでの内容を維持する見通し。



 
 <景気減速シナリオから転換>


 「金利調整の必要性を示すには、物価ではなく景気拡大の持続にスポットをあてた方がいい」。日銀幹部の間では、4月の展望リポートの公表を契機に、市場との対話においてそうした考え方を強調していこうとの声が出ている。「物価の安定」と「景気変動の平準化」という日銀の使命のうち、物価が足元弱含んでいる状況下、後者を前面に出した方がわかりやすいためだ。


 成長率は03年度以降、2%程度の「等速の成長が続く姿」(4日の講演で武藤敏郎副総裁)となっている。世界経済が順調な限り、これまでの等速成長が07、08年度に失速する理由がないと見る幹部がほとんど。逆に加速するシナリオも立てにくいという。このまま2%前後の成長が続くとの見通しでほぼ一致している。昨年10月に発表した展望リポートまで日銀は景気拡大の長期化に伴い、成長率が減速していくとみていたが、現実に成長率はほぼ横ばいで推移。「成長率減速シナリオ」あるいは「成熟化シナリオ」は崩れたと見ている。


 その一方で「グローバル化の進展で景気に対する物価感応度は低下、世界的に物価が上昇しにくくなっている」(複数の幹部)ことは、すでに日銀内のコンセンサスとなっている。企業が最高益を続けているにもかかわらず「賃金への配分は予想以上に進まない」こともこの1年を振り返っての教訓となっているようだ。


 特に07年度については一時的とはいえ足元のCPIがマイナスとなっていることもあり、さほどの上昇率が期待できそうにない。年度平均で0.2─0.3%程度の上昇をたたき台に議論すると見られる。





 <08年度は物価上昇幅拡大、見通しにばらつきも>


 07年度は弱めの物価上昇率としても、問題は08年度の上昇圧力がどの程度高まるかだ。この点について、幹部の間でも見方は分かれている。「2%程度の成長率が続くとして景気拡大シナリオをメーンストーリーに据えれば、自ずと08年度にかけて物価は、上昇圧力が07年度よりも高まるとみるのが論理的なシナリオ」と指摘する幹部が目立つ。


 ただ、こう指摘する幹部らにも、確信があるわけではなさそうだ。2%成長が続けばそうなるはずだが、実際のCPIが理論通りに上がるかどうかは不透明な部分があるとの声も、日銀内では少なくない。。


 それでも08年度は原油価格の影響がなくなると仮定、団塊世代引退による賃金への下押し圧力も緩和される。さらに1.5─2.0%と見られる潜在成長率をやや上回る程度の成長が続くなら、需給ギャップがプラス方向で推移し、物価にも上昇圧力がかかる。CPI上昇率は0.5─0.6%となっても不思議はないとの筋立てだ。


 一方で物価の先行きに慎重な見方も根強くある。基調的な上昇方向に異論はないものの、需給ギャップとCPIの相関関係はさほど高くないとの見方や、賃金が下落している中でサービス価格に上昇圧力がかかりにくいなど、物価上昇圧力の強さに確信が持てないとの意見もある。

 このため08年度にCPIがどの程度上昇するかは、ややばらつきのある見方となる可能性もある。





 <米景気への不透明感は2月利上げ時より強まる>


 景気拡大持続シナリオにとって、最大のリスクは引き続き米国経済という見方で、日銀内部の意見は一致している。米国の住宅市場と設備投資にまだ見極めがつかず「2月利上げ時点より不透明感が高まっている」(複数の幹部)と日銀では見ている。


 こうした下振れリスクに目を向ける必要もあり、利上げは引き続き慎重に行うとの姿勢だ。したがって先行きの金融政策に関し、これまで通り当面、緩和的な金融環境を維持することが必要との認識だ。 


 企業部門から家計部門には配当などを通じてそれなりに波及が進んでいるものの、波及の源泉である給与所得の伸び悩みや財政再建の影響が続き、個人消費の力強い拡大に期待できそうにないとみているためだ。さらに物価上昇圧力が弱い中での利上げは、ゆっくりしたペースにならざるを得ないとの見方も根強い。


 ただ、ゆっくりとは言いながら、利上げは遠い先の話しといった見方が市場の多数派になると、日銀の金融政策の方向性と結果的にかい離が生じる可能性もあるとの声も、日銀内にはある。


 ある幹部は「利上げの方向性は変わらない。経済・物価情勢の改善が続くというシナリオが展望リポートで確認され、08年度の新たな情報を受け取って、市場がどのように先行きの見方を我々とすり合わせていくかを見たい」としている。

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